2019/08/12 Chez Quasimodo

連日の猛暑ですが、一番行きやすいお店は Chez Quasimodo で、
3ヶ月続きになりました。
笹井さん, 中嶋さんが固定で、あと1名がゲスト。他の方がメインで催されるライブは
ないの? とマスターに尋ねると、ライブは月に一度で他はなしとのことです。
マイクなしで音の環境は抜群。つい、他も聴いてみたくはなるのですが...

昨夜のゲストは池田清美さん, flute.
初めて来た時と同じで、もう3年経っているのでありました。

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当ブログではお久しぶり。お元気そうであります。

プログラムは夏向けに、ボサノバ, ラテンがメイン。
始まりは Summer Samba でした。

Stella で思い出される美女のイメージが笹井さんとのことで Stella by Starlight.
気持ちアップテンポで、清美さんらしさが見えます。

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演奏中はせいぜい横顔が見える程度で... 残念であります。

My One and Only Love.
この辺りまで清美さんの十八番と申しましょうか、音もMCも流れるように進んで
いきました。

Minor Swing - D. Reinhardt -
私の感覚の中では いにしえのブルース。
ここから見せ場が始まりました。濃いめのフルートで始まるんですが、
ピアノで更に濃くなって、ベースで深~い味になる。面白いものです。

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こちらのアングルも楽ではありません。

No Hay Amor - 赤木りえ -
初めて聴く曲ですが、スロー& メローないい曲。
これをアルト・フルートに持ち替えて、魅惑的な音でした。

スタンダードらしい... ですが、If Ever I Should Leave You.
これも初めて。トリオが冴えるアップテンポでした。

後半は How High the Moon で始まりました。

アルト・フルートがもう一度出てきて、Como Fue.
ラテンなので大人の音なんですが、「一目惚れ」を秘めずに語り明かす大らかさ...
そんな感じでありました。

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One Note Samba.
おなじみ、小刻みな音のつなぎですが、3種の楽器それぞれの特長 生きるもんですね。

Remembrance - Michel Camilo -
初めて聴く、スローで何やら深~い曲でした。

ラストは Summertime.
これがラテンタッチで始まるアップテンポ。ユニークなアレンジで三人のソロも
熱いものがありました。

アンコールは The Good Life で、いい締めくくりでした。

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いい音に包み込まれる夏の宵のひととき。
客席は常連さんが何名かいらっしゃって、和むひとときでもありました。


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