2019/06/22 Le Club Jazz

夏至で、梅雨入りはまだ。例年となんか違うな~と感じつつ、また出かけました。
夜のライブ, 復帰第2弾は Le Club Jazz. 市バスで、思っていたより短時間で行け
ました。

再会したメンバーは約一年ぶり。うち二人はご夫婦になっておられました。

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夏らしいこのデザイン、いいですね。

演奏はトリオで始まりました。
原曲がいいからアレンジは控えめっていうのがよくある Polka Dots and Moonbeams.
しかし麻美さん、アイデア豊富で、そこそこ長めのバラッドに仕上がりました。
次は短くまとめたワルツ。タイトル思い出す前に終わってしまいましたが、
後でお訊きすると Alice in Wonderland でした。

そして、杏理さん登場。
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歌は Stormy Weather.
いい季節に来たものだと 思わず嬉しくなりました。
この店で杏理さんを聴くのは初めてで、お声の広がりが他と違うな~
などと思ったのはほんの短時間で、
この後いつものように、彼女に美声に包み込まれるのでありました。
歌は Lover Man, 十八番のひとつ Old Devil Moon と続きました。

変わったもの (私が全く知らないもの) が出てきました。
雲がちぎれる時 - UA (ウーア) -
90年代のJ-Pop みたいです。杏理さんはその頃 teen age だったわけですね~

Just One of Those Things, 偶然、前夜この曲をじっくり聴いていた時のこと。
メインの前に長いバースがあるんだ... と思い出してました。
杏理さんはいつものことですが、前置きは省略しない方で
'Romeo and Juliet ' がどうしたこうしたを物語っている。
この機に歌詞すっかり読んでおきたいものだと思いました。

杏理さんの歌で初めて聴いた曲が多数あります。
A House Is Not A Home, 聴くたびに伝わり方に深さが増して、いい歌ですね~

休憩は短めで、後半はピアノソロで始まりました。
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彼女のオリジナル New Moon.
さて、何処で見られた新月なんだろう? New の一語に重いものがあるんだろうか?
訊いてみたいもんですね。
オリジナル2曲目はドラムスとデュオで B.A.S.
バスケットらしいですが、詳細不明。ドラムスが活発で一回聴いたら忘れません。

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福呂さん加わったトリオで Young and Foolish, もしかして、これで小さい物語の
完結だったかも...

杏理さんが戻ってきて I Didn't Know What Time It Was.
バラッド調ではあるけど、いくぶんリズムとテンポが感じられ、私好みに近づいた感じ。

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Feel Like Making Love.
久しぶりでしたが、R&B調が増してきましたね~

Falling out of Love, CDに入っていた1曲ですが、生は初めてかも...
いい歌に、寄り添ういいバックでした。

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Shiny Stockings, It Don't Mean a Thing, 以前、こんなレパートリーあったかな?
しばらくぶりだと、新たな感覚もいろいろで楽しいものです。

UAの曲二つ目は 情熱。これは有名な歌らしいですね。

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ラストは Lovin' You.
高音を聞いて、これも杏理さんならではと、いつも納得しています。

アンコールは Like a Lover.
つい先日はポルトガル語の O Cantador を聴きましたが、
曲に全く別の詩が付くというユニークな話。
ほのぼのした詩をさらっと歌う、これもいいアンコールでした。

メンバー皆さんのサービス精神たっぷりで、結構なプログラムでした。
再会だけでも満足ですが、また改めて聴いてみたいと期待はさらに膨らんだ感じです。
次回、きっとあることでしょう。




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2019/06/16 Chez Quasimodo

19時過ぎの京都の街中、この季節だから まだ明るさ残ってますが、一年ぶりに
夜のライブに行ってきました。
Chez Quasimodo は記録を紐解くと3回目。奥深く、天井は丸っぽくって、
この形がいい効果を生むのでしょう。生楽器はマイクなしで結構なボリウム。
リハから聴いて場に馴染む時間がありました。久しぶりの店はこれくらいの余裕が必要。

定刻の19:30に始まりました。
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ピアノ・トリオで塩入さんがゲスト。
普段からお会いすること多い3名ですが、このトリオはちょっと珍しい... と思って
ましたが、笹井さん、塩入さんは学生時代の仲間だったらしい。
そして何でもサポートできるヴェテラン中嶋さん。頼もしいトリオです。

唄もの No Moon at all で始まりました。はじめから息合ってます。
オーソドックスな音作りに、スタンダード特集かと思いきや、
2曲目は Mirror, Mirror (C. Corea). チック様の、恐らくご年配の作品。
Boplicity, 選曲は多分すべて笹井さん...? 以前、別のquartetで聴いたような...
トリオもいいものですね。

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開演前に譜面を横目に見てましたが、個人的に期待の一曲が流れました。
Spring Can Really Hang You up the Most.
Instrumental では初めてかも知れない。三者三様の丁寧な音の繋がり、
そして盛り上げ方、感動ものでありました。

タイトル聞いて、音浮かばない U.M.M.G. (Upper Manhattan Medical Group).
演奏はなかなか明快でした。

ここまで聴いて、今夜のトリオの演奏は Hard bop特集の様相で、メンバー替わると
やっぱり変化ありますね~

後半は Conception から。Boplicity と同様に M. Davis の若年時代の名演が起源と
想像できますが、これこそトリオ版のHard bopを聴かせてもらった気分です。
趣き変わったのは How My Heart Sings (B. Evans). 優雅なワルツでした。

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私の席から、手指と鍵盤が美しく、つい見とれてました。
アップの写真 いつか撮ってみたいものです。

後半の佳境は些か意外に O Grande Amor.
これ、直前の打ち合わせほんの一言二言で、三人の演奏はピッタリ決まりました。
完成度高かったですね~

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続いて Body and Soul. この辺り、場の雰囲気で選曲という感じで、会場全体 '興が乗る'
そんなひとときでした。

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ラストは I'll Be Seeing You. はじめからスイングして、この曲にしては珍しい
賑やかさでめでたくお開きになりました。

おしまいは記念写真。なぜかバーの内側から。
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ドラムスセットで通路が狭く、通り道が内側になってました。

因みに、笹井さんと中嶋さんが、ゲストを一人招いて毎月やってらっしゃるようで、
またチェックして楽しみに致します。


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2019/06/02 Les Muses K'afe

曇りでちょっと涼しい午後、京阪に乗って行ってきました。駅からはアーケード街なので
気づくの遅れましたが、天気は小雨に変わってました。
いつものように早めの到着で、リハから聴かせてもらいました。珍しいメロディに期待が
膨らみます。

定刻の15時、instrumental trio で始まりました。

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The Night We Called it a Day ... ? いや、違うか、ジャズ系ライブは久しぶりで
勘も鈍ってます。

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歌は Almost Like Being in Love, ほのぼの感で始まりました。
第一声から素敵なお声です。

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これ、今回のフライヤ。レミューズでは5,6ヶ月に1回とか仰っていたから、
私は2, 3度来れてなかったみたいですが、このメンバーだから出せる音ってありますね~
そんなこと思い出しながらプログラムは進んでいきます。

季節の歌は、Moonlight Serenade.
Legrand 追悼と、これもある意味6月と縁ある I Will Wait For You.

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小さなテーマは「縁」で、最もそれらしい What a Diff'rence a Day Made.
初めて聴く歌ですが、ユニークだったのは Whatever Lola Wants.
調べてみると、出処は『くたばれ!ヤンキース』。
カープもそろそろ、そういう状況なんですかね。
とっても哀しい縁は、Tennessee Waltz.
言われてみて、あっ~そうだったと思い出しました。

後半は、トリオのスペシャル芸から。

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楽器は「アンデス」とか... 音色はほぼフルート。
Take Five をさらりと聴かせて頂きました。

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Mr. マルチタレント, 今回はピアノ弾き語り。お題は Desperado.
終盤はコーラス付きで盛り上がりました。

武藤さんはいつもどおりの歌うギタリストで、On the Sunny Side of the Street.
歌詩のとおり明るくて、会場賑わいました。

tomo さんの歌に戻って、Antonio's Song.
武藤さんとデュエットで Honesty.
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以前は武藤さんのソロだったらしく、それ気に入った tomo さん。
こんなところも繋がっているんですね。

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ラストは明るく、Shiny Stockings,
アンコールはカッコよく、Route 66.

楽しかったし、久しぶりにいい歌想い出したな~ というあっと言う間の2時間でした。


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