2020/07/26 JK Cafe

JK Cafe で昼ライブ。
日曜日だから、電車も混むわけはなく、障害ば本降りの雨だけでした。
府境をまたいで出かけるのは久しぶりです。

1月に初めて聴いた Kaoku Tsuyoshi Quartet.
その記憶が鮮烈で、再び体験する機会を捜していました。

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加奥 剛さん, 藤井信之さん,
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張木浩司さん, 乾 幾二さん.

お店に着いた時はリハの最中で、細かな打ち合わせは開演直前まで続いていました。

定刻の15時に始まりました。
Love Is a Many Splendored Thing, 「慕情」です。
このところ vocal live が続いていたので、instrumental は久しぶり、
しかも オール男性なのが新鮮です。

2曲目は私好みのフラメンコタッチ。始まりのピアノからパッション込み上げてきます。

バラッドは My One and Only Love.
こちらはひたすら オーソドックスと申しましょうか、年齢層に合わせた
熟練の音でした。

H. Hancock の作品、タイトル聞き逃しましたが、リズム, サックスとも冴えてます。

St. Thomas, ここでなるほどと感じたのは、皆さんラテンの意識が高そうで、
そのリズムでテンション上がっていくのがわかります。

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短い休憩の後、後半は Oye Como Va で再開。
基本 jazz band でこれ選ぶ方は珍しいでしょう。短いパートながら全員コーラスも
付いてました。その世界に引き込まれました。

ボサノバのリズムに切り替わって、メロディは「どうぞこのまま」。
昔懐かし... でありますが、使える曲あるんですねぇ。

バラッドは Easy Living.
加奥さんの favorite とか。優しいサックスが歌に聴こえました。

前回聴いた中で最も強烈な印象だった The Tokyo Blues.
今回も出てきました。強力なリズムをバックに炸裂するサックスの音色。
このバンドの十八番なんでしょう。たっぷりな聴き応えでした。

おしまいはブルース。C Jam Blues でしたか? 怪しい記憶です。

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2時間にびっしり詰め込まれた熱いサウンド。
昼ライブだから tee time に似合う音なら当たり前なんですが、
そうじゃないのが面白いし、素敵でした。

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選んだ席が入り口近くのカウンターの隅で、こんな彫り物が置いてありました。
いい飾り物です。

帰り道は相変わらず本降りの雨でした。


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2020/07/25 はでな

ぼちぼち梅雨末期ですが、大雨注意報。でも雨雲は京都盆地からは離れたみたいで、
無難に出かけることできました。

はでな はステージのバックに黒のレースがかかって、景色ちょっとだけ変わってました。
とは言え、アクリル板はそのままで、これはまだ時間かかりそうですね。

ライブはこのお二人。

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池田杏理さん と 植田良太さん。
先日は5人組でしたが、デュオも聴いてみたい... なんて想いで。

Caught Up in the Rapture - A. Baker - で始まりました。
多分、初めて聴く歌で、しっとり落ち着いた R&Bです。

長年ライブで聴きたかった1曲は You Go to My Head.
語りかける静かなバラッド。とても丁寧な歌いっぷりで、想い伝わりますね~

ややアップなテンポで、スキャットが出てきたのはI Thought about You.

R&Bで、ちょっと賑やかな歌は Get into My Groove - Incognito -

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近頃のレパートリーとちょっと異なるプログラムを楽しんでおりましたが、
滅っ茶懐かしい1曲が出てきました。
Nica's Dream, 10年ぶりでしょうか。アップテンポで歯切れ良くって、
バックのピアノも思いっきりのノリでした。
また時々聴きたいものです。

One Moment In Time - W. Houston -
これまた記憶にない曲。
「どうかその一瞬を・・・」その目的の為の努力と試練、いわゆる応援歌です。
実にドラマチックな歌でした。

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後半はピアノソロで始まりました。
Beautiful Love, 譜面なかったですね~ 
短い演奏ながら趣きたっぷりで、よく弾かれているんでしょう

歌はスタンダード, The Night We Called It a Day.
杏理さんの歌では珍しいかな...
ナニ歌っても巧みな表現力です。

お馴染みは Old Devil Moon.
いつものように軽やかなスキヤット付きでした。

ちょっと久しぶりなのは A House Is Not A Home.
名曲ですね~ 杏理さんの歌で好きになった曲ですが、毎回聴き惚れてしまいます。

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軽快な Day by day を挟んで、
ラストは You Make Me Feel Brand New - Stylistics - を熱唱されました。
珍しく日本語の歌、出てこなかったですね~

と思っていたら、アンコールは BELIEVE - MISIA -
R&B と jazz で仕上がったプログラムなのでありました。

共演者によって vocal live は変わるものですが、植田さんとの組み合わせは
いつもと違う世界で、これまた聴き応えあって良かったです。

記念写真でおしまいです。

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2020/07/16 Baja Bluet

7月16日と言えば祇園祭り宵山の日ですが、今年は事情で様変わり。
今週に入って状況は悪化して、花見小路の人影も少なめで、
また何となく心配になってきました。

でも、Baja Bluet には素敵なミュージシャンと彼らの濃いファンが集いました。

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佐川さんは4月のライブ予定が中止になってしまい残念でしたが、トリオのバックで
再びお会いできるとは嬉しい話です。

トリオの演奏で始まりました。
歌ものなんですが、歌詞浮かぶ前に終わってしまいました。
後で教えて貰いました。鈴木さんの favorite song, Falling in Love with Love でした。

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歌の始まりは流行りの social distance に因んで Social Call - Gigi Gryce -
もちろん初めてでしたが、明るい いい歌です。

I'm Beginning To See The Light.
メロディ聴いたらお馴染みの曲ですが、ライブで聴くのは初めてかも... です。
ボサノバ・アレンジでスキャットも冴えてました。

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先週も聴かせてもらって よく覚えていたのは You Taught My Heart to Sing.
佐川さんの歌も落ち着き感じられて素敵です。

淋しいラブソングは I'll Be Seeing You.
歌いいし、バックのトリオの優しい音も最高です。

ベースとデュオで始まったのは What a Diff'rence a Day Made.
中嶋さんとは初共演と仰ってましたが、ぴったり息合うもんなんですね~

長い題名という話で、間違ってるかも... ですが、
This Could Be The Start Of Something Big.
「何か大きなことが起こる...」そんな歌で、たぶん初めてかな?
前半ラストの賑やかな歌でした。

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そして後半。演奏はトリオで再開。
普段、こんなタイミングでカメラ抱えて場所を移動するんですが...
座ったまま固まってしまいました。
流れてきたメロディは Slaughter on Tenth Avenue.
春にリクエストしたのだけれど、アレンジするには難曲みたいで...
なんて考えておりましたが、鈴木さんにできないモノはなし。
バースはミュージカル調に主旋律が流れます。
そして、ビートが効いてきたと思ったら All Blues 調のリズムに乗せて
重厚なジャズ・アレンジ。編曲はもちろん、演奏も立派な仕上がりでした。
実は、The Ventures のアレンジで有名な曲なんですが、元は Rodgers & Hart の
ミュージカルナンバー。ということでお願いした1曲でした。

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佐川さんが加わり、後半もいい歌が続きます。
Close Your Eyes, Give Me The Simple Life, 'Round Midnight.
なかでも Simple Life は極上で、十八番なんでしょう。
自粛中は粉ものでシンプルに過ごした... とのお話でした。

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珍しい1曲は Estate - Bruno Martino -
調べてみると作者はイタリア人。
ポルトガル語でしたが、ファドでもなく、ブラジルに根付いたサウダージなんですね。
タイトルの意味は「あの夏」。時過ぎて思い起こせば、あの夏 になるんですね。

ちょっと軽快に Just Squeeze Me を挟んで、
ラストは I Was a Little Too Lonely.
初めて聴く歌で、タイトルは淋しそうですが、アップテンポの賑やかなフィナーレでした。

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アンコール Just One of Those Things を添えて、楽しいライブはお開きになりました。

いい歌いい演奏堪能できたし、珍しい曲もいっぱい聴かせてもらって、
収穫大きかったと思える いいライブでした。
次回もまた楽しみです。

記念写真でおしまい。

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2020/07/07 Baja Bluet

七夕ですが、梅雨の最中。運よく傘なしでも歩ける中 出かけました。
杏理さんがカルテットをバックに歌うってことで、何が何でも... なんて話で
ありますが。

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杏理さん と 昨年秋以来の 西村琴乃さん。
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ここから初めましての piano 植田良太さん、
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bass 佐々木善暁さん、drums 松本 大さん。

みなさん若手プレイヤーと申し上げていいのでしょう。開演前からヤル気溢れてました。

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Quartet の演奏で始まりました。
Street Life です。ライブで聴くのは久しぶりと のんびり身体揺らせてましたが、
サックスのソロ辺りから熱帯びてきますね~ いい緊張感ありました。

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杏理さん登場で、歌は Old Devil Moon.
こちらも始めからパワー全開です。Scat vocal でみんなのソロを誘い出すあたり、
さすがなものです。バックが4人だけのことありますね~

Somebody Else's Guy.
これは記憶にない歌ですが、杏理さんらしい熱唱でした。

Save Your Love For Me.
Sax が寄り添うバラッド。役者そろってましたね~
Rhythm section もいい雰囲気を醸し出していました。

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Bass, drums がお休みして Best Part.
緩~い風? 凪? そんな隙間に歌とメロディが流れていきました。

時々 jazz って感じですが 選ばれたのは How High the Moon.
いつもながら いいノリです。

前半のラストは、リズム - UA -
主要なレパートリーになってきましたね~

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後半の quartet 演奏は Country - K. Jarrett -
語りかけるような sax と受け答えする優しい rhythm section.
うっとり聴き惚れました。

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M. Tyner が好みであるのに、これはまだコレクションに入ってない
You Taught My Heart To Sing.
また歌ってくれました。いい歌ですね~

凝ったアレンジで始まったのは Feel Like Makin' Love.
うん、これもいい。セッションの人気曲らしく、いろいろあるんですね。

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Summer Breeze - paris match -
これは久しぶり。
アップテンポの洒落た歌で、杏理さんの another voice として素敵です。

続いて日本語で、眠れぬ夜は君のせい。
バックが多彩だから、ほんと聴き応えあります。

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長~いバースで Romeo and Juliet が出てくると Just One of Those Things.
聴く度に対訳見直したくなるユニークな歌です。
もちろんお馴染みだけに、歌もバックの皆さんも見せ場いっぱいでした。

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ラストは、アップテンポで賑やかに 情熱 - UA - でした。

アンコールは Lovin' You.
ピアノとのデュオならいつでも出てきそうな歌ですが、5人はちょっと珍しい。
シンプルなメロディなのに、歌とすべての楽器の音が調和して、美しい響きでした。

おしまいは記念写真。撮る人も大勢でした。

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Rhythm section の3人は、トリオだけの音も聴いてみたいな~と思うだけの
いいプレイだったし、sax 琴乃さんはお会いするたびに飛躍してます。
そんなメンバーとの素敵な共演に立ち会えて、ほんと良かったです。

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