2022/05//25 Zac Baran

5月も早下旬になって、気温は夏に近づき、日は長い。
熊野の Zac Baran に初めて行ってきました。19時からのライブで
ちょうど日没ごろに着きました。

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何度か通りで見かけてましたが入るのは初めて。開店は'77年で、今は二代目らしい。
ステージと側面が木材で、照明は電球。この感覚好きですね。

笑顔で迎えてくれたのは、先週出会ったばかりのピアニスト吉田さん。

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思っていたより大きいステージの端っこにピアノがあり、ソロ・ライブなんです。
おそらく二度目の体験。

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演奏は Thelonious Monk の作品で始まりました。
Straight, No Chaser と Nutty.
小道具を持参され、ルーパーエフェクター。はじめは打楽器の役割でした。
モンクはやっぱりいいし、奏者の個性織り交ぜられる素材なんですねぇ。

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切れ目なく始まった次の曲はなんだろう? って思っていたら、
吉川さんのオリジナルで Embroidery (刺繍)。
縦糸、横糸が織りなす世界ですが、落ち着いたラウンジ感覚でもありました。

後半は天気に合わせて Come Rain or Come Shine で始まりました。
虹も見られたそうです。

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バラッドはタイトル忘れましたが、Charles Lloyd の作品で、意味は 小さな竜巻?
これが実に私好みの曲で、低音効かせた厚い響きでした。

ラストは映画や Doris Day にまつわる話が出た後、You Took Advantage of Me.
ここで歌出てくるのかなって想像しましたが、なかったですね~

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客少なく空いていたぶん、たっぷりお喋りする時間ありました。
at home なお店で、のんびりできる空間。
ステージ広いから、次回はプレイヤー多めを望みたいところですが、
またそのうち立ち寄りたいお店になりました。

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曲目情報がとても怪しかったところ、吉田さんがセットリスト記されましたので
追記させて頂きます。

1st set
Straight no chaser(using roup machine)
Nutty
Reflection
Body and Soul(arranged by Yuko Yoshida)
Improvisation
Let’s cool one
2nd set
Improvisation(using typewriter)
Embroidery (composed by Yuko Yoshida)
Come rain or come shine
Ravo de Nube
Improvisation(with Doris Day’s voice)
You took advantage of me



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2022/05/19 Baja Bluet

昼間晴れて、ちょっと暑さ残る夕方、楽しみなライブに出かけました。
杏理さんの新しいグループ、初回は2月にあったそうで2回目。

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オープニングはピアノ, ベースのデュオ。
スローなピアノソロで始まり、テンポ変わるころベースが加わって、
オリジナルかな~と思っていたら、おしまいに馴染みのメロディが出てきます。
Have You Met Miss Jones ? でありました。
なんせ、ピアノ吉田さんは初めてなので、興味津々な始まりでした。

杏理さん登場で、歌は Spring Can Really Hang You up the Most.
春、もう終わりに近いけれど、この歌聴けたのは嬉しい。

Blue Skies, 時々出てくる歌ですが、バックが違うと雰囲気変わりますね~
歌の後も、また聴きどころいっぱいでした。

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杏理さんから話がありました。ピアノ吉田さんのアレンジが面白いと...
たっぷりアレンジ効かした歌は Skylark.
さて、コードが普通じゃないのか... 新しい感覚です。
でも杏理さんの、彼女らしいアドリブで自然に流れていくのが不思議。
終盤は、ミュージカルみたいないい感じでした。

続いてスタンダード, How High the Moon.
おやっ、いつものポップ・チューンで出て来ない...
と思っていたら、超久しぶりに杏理さんのオリジナルが出てきました。
標題なしなので、仮題「それぞれの道」と表しておきましょう。
随分昔の譜面を思い出しつつ披露する.. という試みでした。

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ライブ後半もデュオの演奏で再開。
ワルツなんですが、タイトルは浮かびませんでした。お二人とも伸びやかないい音でした。

歌は Old Devil Moon, 杏理さんの favorites ですね。
もちろん吉田さんアレンジで、今までの記憶とは別物です。
変わらないのは力強い表現だったでしょうか。

Moon River, 何故か月ものが多い...
夢語るこの歌は、まぁいつもどおりでした。

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杏理さんオリジナル、もう1曲出てきました。I'm Your Prisner.
やはり昔の作品ですが、これは標題、中身とも私は覚えていました。とあるアムパムに
入ってましたからね。懐かしかったです。

私の favorites でもある Straighten Up and Fly Right 出てきました。
「前見て正しく進め !」とのお叱り、ごもっともだ... と思います。

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ラストは、あの「アルデバラン」。思い出されるのはあのドラマだけですが、
いい歌でした。
アンコールは If You Could See Me Now. 実は、歌で聴いたことは殆どない。
また調べてみよう... のきっかけになりそうです。

おしまいは記念写真

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また次回も楽しみです。
畠山さんのオリジナルなんかも、聴いてみたい。


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