2020/09/25 Baja Bluet

残暑は思っていたより短く、普通にジャケット着て出かけられる気温になってきました。
しかし、秋雨。運よく、出かける時には上がってました。

ライブはこのお二人。

1514.jpg1535.jpg

ギタリスト松本広大さんは初めて。そもそもギターがバックの vocal live が私には珍しい。
お二人が同い年とのことで、どんなコンビかな~と興味があり決めたライブです。

flyer.jpg

オープニングは松本さんの guitar solo でオリジナル "アスティパレア".
地中海の島の名前とのこと。明るい陽射しが目に浮かびました。

歌は キース・オブ・ライフ(?), 微かに記憶はあるような...
客席空いてて勿体ないのですが、隅々まで響き渡るいいお声にうっとり。

ジャズものは Shiny Stockings. 何回か聴いているうちに、バースだけで
これとわかるようになってきました。
松本さん、ジャズもいいノリで、視線は手指にいってしまいます。

1536.jpg

アルペジオ弾きながら、他の指でストローク!?
二人目が何処かにいそうな、そんな音です。

Moon River, 映画のひとコマみたいに素朴な音でもいいと思うのですが、
杏理さん、歌っているうちにアレンジに入っていく。
でも原曲の色彩そのままって感じで、結局、素朴なんですね~

1541.jpg

前半の熱唱曲は Somebody Else's Guy - Jocelyn Brown -
「ど~しよう」で答えはないそうですが、R&B調は杏理さんを乗せますね~

雲がちぎれる時 - UA -
初めてかなと思ってましたが、以前にも聴いてました。
松本さんは初めてだったそうです。でも間奏付くんですね~ 不思議。

休憩時に道具見に行きました。
2349.jpg
いろんな音が聞こえてくると思ったら、やっぱりいろいろ並んでます。
ひとつ不調になったら、他も続くらしいです。

後半の guitar solo は "流れ星".
これがゆったりした曲で、頭の上で星が回りはじめました。プラネタリウムの感覚です。

歌は Blue Skies.
ライブにテーマがありまして、「クワイエットナイト」。
2曲聴いて、すっかりそんな世界になってきました。
Corcovado は出てきませんでしたが...

そんな無駄口叩いたせいか? ここから長~いMCが始まりました。
タイトル付けておきましょう。「絶滅第6期の始まり」

冬に繋げるという道筋だったみたいですが、いまいち繋がらないまま、
次のナンバーは Moonlight in Vermont.
歌よりMCが記憶になってしまいました。

1539.jpg

明る~い歌は Carnival - The Cardigans -
テンポ速いので、ギターは両手指とも超高速。見ているほうは実に面白いです。

366日 - HY -
配信ライブで一度聴きましたが、ライブでは初めて。
元はピアノ弾き語りなんですが、ギターがバックでもピッタリですね。
切ない気持ちを叫ぶんですが、杏理さんの生声 最高です。

1528.jpg

ラストは It's Only a Paper Moon.
もちろんバースからたっぷりで、夢ある歌で、いいラストでした。

同い年コンビは話し始めると尽きないもので、後半は長めになり23時が迫ってました。
でもアンコールありました。
Fly Me to the Moon. おしまいまで透き通った声で、すっかり魅了されました。

最後に記念写真。

2354.jpg

またいつか、やってくれるでしょう。


nice!(0)  コメント(12) 

2020/09/17 Le Club Jazz

季節の変わり目と、マスク蒸れで、いまいち調子が出ない毎日ですが、
昨夜は気分転換を兼ねて、久しぶりに出かけました。
ル・クラブは広いから social distance は十分で、安心材料ですね。

ライブは2月以来の FFtrio.
フライヤにこの名前書かれてますが、"FF" が何だかもう忘れました。

2721.jpg2727.jpg
2728.jpgflyer.jpg

MCが控えめで、ほぼタイトルだけ。
調べる方はど~ぞって感じなので、私はこまめに調べたりしてます。

前半のセットリストは、
There Is No Greater Love - Isham Jones -
For Carl - Leroy Vinnegar -
Juicy Lucy - H. Silver -
Theme for Ernie - Fred Lacey -
I Mean You - T. Monk -

はじめがスタンダードで、2曲目はピアニストCarl Perkins をしのぶ作品、
後はピアニストの作品 ですね。
4曲目は Coltrane の名演から引き出されたものでしょう。

2339.jpg

For Carl は初めて聴きました。物憂げなワルツのメロディは耳に残りますね~
Juicy Lucy は如何にも Silver らしい楽しいメロディ.
Theme for Ernie は華麗なバラッドに仕上がってました。
I Mean You, 「 あなたのことだよ。」くらいの軽~いメロディですが、
ドラムスの始めのリズムで、既になんか言ってる... みたいな面白さありました。

2739.jpg2726.jpg

後半はこんな曲が出てきました。
My Little Suede Shoes - C. Parker -
Clockwise - C. Walton -
Good Bait - C. Basie, T. Dameron -
Abdullah - Elmo Hope -
Autumn in New York - Vernon Duke

パターンは前半と同様で、スタンダードは最後に移動。

2722.jpg

何て言ってもご機嫌なのは、My Little Suede Shoes.
ピアノトリオで聴くのは初めてでした。できるはず... なのにと思ってましたが、
やっぱりできました。それも抜群のデキです。

Clockwise, 意味は「時計回り」なんだそうです。元は4ビートだったみたいですが、
演奏はワルツでした。何にしてもユニークな曲でした。

Good Bait, これは Coltrane の音色がすぐ思い出されるメロディ。
トリオ盤にするためのアレンジはリズムにありました。如何にもドラマーさん
リーダーだけのこと あります。

Abdullah, これは初めて... と言ってもハードバップサウンドですから、すぐ乗れますね~
のスイング感でした。

2344.jpg

ラストがようやく季節もので、Autumn in New York.
これは笹井さんの肝いり.. なんて感じの ピアノのバースで始まり、なかほどのアドリブも
彼女の世界。支える二人も意気投合して、秋を演出する見事な展開で、エンディングまで
緊張感たっぷりの名演でした。

アンコールは季節をさらに進めてということで、Stella by Starlight.
アップテンポで賑やかな幕引きとなりました。

今回のテーマはナニって聞き忘れましたが、概ね '50s のトリオアレンジでした。
材料は捜せばなんぼでもありそうですが、いい形に仕上げたものを聴かせてもらうのは
ありがたいですね。

記念写真でおしまいです。

2348.jpg



nice!(0)  コメント(2) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。