2020/09/25 Baja Bluet

残暑は思っていたより短く、普通にジャケット着て出かけられる気温になってきました。
しかし、秋雨。運よく、出かける時には上がってました。

ライブはこのお二人。

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ギタリスト松本広大さんは初めて。そもそもギターがバックの vocal live が私には珍しい。
お二人が同い年とのことで、どんなコンビかな~と興味があり決めたライブです。

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オープニングは松本さんの guitar solo でオリジナル "アスティパレア".
地中海の島の名前とのこと。明るい陽射しが目に浮かびました。

歌は キース・オブ・ライフ(?), 微かに記憶はあるような...
客席空いてて勿体ないのですが、隅々まで響き渡るいいお声にうっとり。

ジャズものは Shiny Stockings. 何回か聴いているうちに、バースだけで
これとわかるようになってきました。
松本さん、ジャズもいいノリで、視線は手指にいってしまいます。

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アルペジオ弾きながら、他の指でストローク!?
二人目が何処かにいそうな、そんな音です。

Moon River, 映画のひとコマみたいに素朴な音でもいいと思うのですが、
杏理さん、歌っているうちにアレンジに入っていく。
でも原曲の色彩そのままって感じで、結局、素朴なんですね~

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前半の熱唱曲は Somebody Else's Guy - Jocelyn Brown -
「ど~しよう」で答えはないそうですが、R&B調は杏理さんを乗せますね~

雲がちぎれる時 - UA -
初めてかなと思ってましたが、以前にも聴いてました。
松本さんは初めてだったそうです。でも間奏付くんですね~ 不思議。

休憩時に道具見に行きました。
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いろんな音が聞こえてくると思ったら、やっぱりいろいろ並んでます。
ひとつ不調になったら、他も続くらしいです。

後半の guitar solo は "流れ星".
これがゆったりした曲で、頭の上で星が回りはじめました。プラネタリウムの感覚です。

歌は Blue Skies.
ライブにテーマがありまして、「クワイエットナイト」。
2曲聴いて、すっかりそんな世界になってきました。
Corcovado は出てきませんでしたが...

そんな無駄口叩いたせいか? ここから長~いMCが始まりました。
タイトル付けておきましょう。「絶滅第6期の始まり」

冬に繋げるという道筋だったみたいですが、いまいち繋がらないまま、
次のナンバーは Moonlight in Vermont.
歌よりMCが記憶になってしまいました。

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明る~い歌は Carnival - The Cardigans -
テンポ速いので、ギターは両手指とも超高速。見ているほうは実に面白いです。

366日 - HY -
配信ライブで一度聴きましたが、ライブでは初めて。
元はピアノ弾き語りなんですが、ギターがバックでもピッタリですね。
切ない気持ちを叫ぶんですが、杏理さんの生声 最高です。

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ラストは It's Only a Paper Moon.
もちろんバースからたっぷりで、夢ある歌で、いいラストでした。

同い年コンビは話し始めると尽きないもので、後半は長めになり23時が迫ってました。
でもアンコールありました。
Fly Me to the Moon. おしまいまで透き通った声で、すっかり魅了されました。

最後に記念写真。

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またいつか、やってくれるでしょう。


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2020/09/17 Le Club Jazz

季節の変わり目と、マスク蒸れで、いまいち調子が出ない毎日ですが、
昨夜は気分転換を兼ねて、久しぶりに出かけました。
ル・クラブは広いから social distance は十分で、安心材料ですね。

ライブは2月以来の FFtrio.
フライヤにこの名前書かれてますが、"FF" が何だかもう忘れました。

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MCが控えめで、ほぼタイトルだけ。
調べる方はど~ぞって感じなので、私はこまめに調べたりしてます。

前半のセットリストは、
There Is No Greater Love - Isham Jones -
For Carl - Leroy Vinnegar -
Juicy Lucy - H. Silver -
Theme for Ernie - Fred Lacey -
I Mean You - T. Monk -

はじめがスタンダードで、2曲目はピアニストCarl Perkins をしのぶ作品、
後はピアニストの作品 ですね。
4曲目は Coltrane の名演から引き出されたものでしょう。

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For Carl は初めて聴きました。物憂げなワルツのメロディは耳に残りますね~
Juicy Lucy は如何にも Silver らしい楽しいメロディ.
Theme for Ernie は華麗なバラッドに仕上がってました。
I Mean You, 「 あなたのことだよ。」くらいの軽~いメロディですが、
ドラムスの始めのリズムで、既になんか言ってる... みたいな面白さありました。

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後半はこんな曲が出てきました。
My Little Suede Shoes - C. Parker -
Clockwise - C. Walton -
Good Bait - C. Basie, T. Dameron -
Abdullah - Elmo Hope -
Autumn in New York - Vernon Duke

パターンは前半と同様で、スタンダードは最後に移動。

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何て言ってもご機嫌なのは、My Little Suede Shoes.
ピアノトリオで聴くのは初めてでした。できるはず... なのにと思ってましたが、
やっぱりできました。それも抜群のデキです。

Clockwise, 意味は「時計回り」なんだそうです。元は4ビートだったみたいですが、
演奏はワルツでした。何にしてもユニークな曲でした。

Good Bait, これは Coltrane の音色がすぐ思い出されるメロディ。
トリオ盤にするためのアレンジはリズムにありました。如何にもドラマーさん
リーダーだけのこと あります。

Abdullah, これは初めて... と言ってもハードバップサウンドですから、すぐ乗れますね~
のスイング感でした。

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ラストがようやく季節もので、Autumn in New York.
これは笹井さんの肝いり.. なんて感じの ピアノのバースで始まり、なかほどのアドリブも
彼女の世界。支える二人も意気投合して、秋を演出する見事な展開で、エンディングまで
緊張感たっぷりの名演でした。

アンコールは季節をさらに進めてということで、Stella by Starlight.
アップテンポで賑やかな幕引きとなりました。

今回のテーマはナニって聞き忘れましたが、概ね '50s のトリオアレンジでした。
材料は捜せばなんぼでもありそうですが、いい形に仕上げたものを聴かせてもらうのは
ありがたいですね。

記念写真でおしまいです。

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2020/08/22 はでな

久しぶりの一時の夕立で、四条大橋は涼しい風が吹いている。
盆前からの猛暑でしたが、ようやく一息ってところです。
「はでな」は杏理さんの登場が数多く、どれ選ぼうか迷ってしまうんですが、
今回は共演経験多い 小野麻美さんで決めました。

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はじめはピアノソロ、original "New Moon" です。
それが見える、見えないではなく、黒い球体の端っこが光り始める。
夢に出てくるみたいな情景ですね。

歌は雨降ったから、Stormy Weather.
全くいつもどおり、調子いいみたいです。

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Into the Unknown - from アナ雪2 -
わかってない私からしてみれば、オペラの1シーンみたいに聞こえるんですが、
そういう迫力のある歌でした。

スタンダード2曲。
A Nightingale Sang in Berkeley Square と I Thought About You.
選ぶのは殆どバラッドと仰るが、そうとは思わないし、
ナニ歌っても作品の登場人物になりきっておられる... と感じますね~

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ライブ配信で耳にした新たな歌が出てきました。
Never Enough from "The Greatest Showman"
繰り返される歌詞は never be enough for me. 映画見ないとわからない話ながら
迫力あるいい歌です。

後半のピアノソロは 初めて聴かせてもらう original "Gold Moon"
New Moon より更に深く夢の世界に入り込むんですが、力感溢れるプレイでした。

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アクリル板の下から見た眺め。上手く撮れませんね~

杏理さん再登場して歌は It's Only a Paper Moon.
静かなバース付き、珍しいねって言ったら N. Cole が歌ってるって。
なるほどありました。

さて、何年ぶりか When Sunny Gets Blue が出てきました。
My Collection は instrumenal だけで意味わかってなかったのですが、
恋失った彼女に「素敵な夢がそのうち現れるよ」と寄り添う歌なんですね。
また時々聴いてみたいです。

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That's What Friends Are For - Bacharach -
これも久しぶりと言うか殆ど記憶になかった歌なんですが、
これでライブは佳境を迎えました。
どこまでも伸びる声ってほんと凄いし、一緒に盛り上がるピアノも素敵でした。

そして、10年ぶりじゃないでしょうか... Afro Blue.
麻美さんによる手拍子の指南も効果ありましたね~

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ラストは Whitneyもので、Run to You.
これで終演では些か淋しく、
アンコール, いつもの Straighten Up and Fly Right でお開きになりました。

おしまいに記念写真。

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この写真もそうなんですが、なんか笑いに満ちた楽しいライブでした。
また時々お邪魔しようと思います。



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2020/08/19 Baja Bluet

猛暑とお盆の用事でしばらく出かけそびれていたので、ちょっと久しぶりのライブ。
6月にお邪魔した Piano Trio meets Noriko Suemoto,
いつか次回があるだろうと期待していたら、やっぱりありました。

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マスク姿は直美さん一名になってますが、似合ってるから良しってことで...

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因みに、感染拡大は続いて、花見小路界隈はひっそりしています。
でも、生音が聴ける、見れるっていうのはやっぱり嬉しいですね。

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いつものように、トリオの演奏で始まりました。
ブロックコードが三つ響いて、もしや... と思ったら、ラテンナンバー Perfidia です。
曲調にぴったりの リラックス感に満ちた演奏、気持ち和みますねぇ。

末元さん登場で、歌は Just in Time.
いきなりたっぷりなボリウムで、これも vocal ive ならではの魅力。

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Night and Day.
これがちょっとユニーク。バースは H. Merrill 調の囁きで、ボサノバのリズムに乗ると
L. Hall 並みに伸び伸びの歌いっぷり。いいものです。

前回は初めてでもあったので、よく知られたスタンダードが並びましたが、今回は
末元さんの favorites がぼちぼち出てきました。

Rainy Day and Mondays, こちらはほぼノーマルでしたが、
ちょっとアップテンポな Devil May Care では らしさが出てきますね~

前半の最後は Cheek to Cheek.
明るいリズムに乗った歌声は、間奏のトリオ演奏に上手に乗り移ってました。

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後半の instrumental はキラキラ ピアノで始まる Waltz For Debby.
のんびり写真でも... って思ってたら あっという間に終わってしまいます。

歌はベースとのデュオで始まり, Satin Doll.
歌の意味、今まで知らなかったのですが、「男の電話番号ぐらい たくさん知ってそうな
手強い女」なんですね~
末元さんが歌うのは、妙に似合っておりました。

The Boy from Ipanema.
これもある意味、上に似ているんですね。
歌、演奏とも、とってもお洒落であるという共通点を持ち合わせてますね。

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The Good Life. 末元さんのお気に入りは Tony Bennett だとか。
私は、なんと昨夜、この歌が好きになりました。
唯一のバラッドだったから... かも知れないですが、深く感じ入るものありました。
歌 最高だったし、トリオの演奏も感動ものでした。

Love You Madly.
いい和訳が見つからず、意味は殆ど不明ながら、明るい歌ですね~

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ラストは Just One of Those Things.
この頃ライブでよく聴きますが、末元さんは始めからアップテンポで、
ラストにはこれも相応しい... なんて想いで聴かせて頂きました。
トリオも賑やかな音で締めくくられました。

アンコールは Smile. 優しい歌声で終演となりました。

おしまいは記念写真。

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残念なことに、感染拡大でお店も空いてましたが、いつか活気が戻ってきたら
またやってもらいたいですね~


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2020/07/26 JK Cafe

JK Cafe で昼ライブ。
日曜日だから、電車も混むわけはなく、障害ば本降りの雨だけでした。
府境をまたいで出かけるのは久しぶりです。

1月に初めて聴いた Kaoku Tsuyoshi Quartet.
その記憶が鮮烈で、再び体験する機会を捜していました。

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加奥 剛さん, 藤井信之さん,
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張木浩司さん, 乾 幾二さん.

お店に着いた時はリハの最中で、細かな打ち合わせは開演直前まで続いていました。

定刻の15時に始まりました。
Love Is a Many Splendored Thing, 「慕情」です。
このところ vocal live が続いていたので、instrumental は久しぶり、
しかも オール男性なのが新鮮です。

2曲目は私好みのフラメンコタッチ。始まりのピアノからパッション込み上げてきます。

バラッドは My One and Only Love.
こちらはひたすら オーソドックスと申しましょうか、年齢層に合わせた
熟練の音でした。

H. Hancock の作品、タイトル聞き逃しましたが、リズム, サックスとも冴えてます。

St. Thomas, ここでなるほどと感じたのは、皆さんラテンの意識が高そうで、
そのリズムでテンション上がっていくのがわかります。

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短い休憩の後、後半は Oye Como Va で再開。
基本 jazz band でこれ選ぶ方は珍しいでしょう。短いパートながら全員コーラスも
付いてました。その世界に引き込まれました。

ボサノバのリズムに切り替わって、メロディは「どうぞこのまま」。
昔懐かし... でありますが、使える曲あるんですねぇ。

バラッドは Easy Living.
加奥さんの favorite とか。優しいサックスが歌に聴こえました。

前回聴いた中で最も強烈な印象だった The Tokyo Blues.
今回も出てきました。強力なリズムをバックに炸裂するサックスの音色。
このバンドの十八番なんでしょう。たっぷりな聴き応えでした。

おしまいはブルース。C Jam Blues でしたか? 怪しい記憶です。

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2時間にびっしり詰め込まれた熱いサウンド。
昼ライブだから tee time に似合う音なら当たり前なんですが、
そうじゃないのが面白いし、素敵でした。

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選んだ席が入り口近くのカウンターの隅で、こんな彫り物が置いてありました。
いい飾り物です。

帰り道は相変わらず本降りの雨でした。


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2020/07/25 はでな

ぼちぼち梅雨末期ですが、大雨注意報。でも雨雲は京都盆地からは離れたみたいで、
無難に出かけることできました。

はでな はステージのバックに黒のレースがかかって、景色ちょっとだけ変わってました。
とは言え、アクリル板はそのままで、これはまだ時間かかりそうですね。

ライブはこのお二人。

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池田杏理さん と 植田良太さん。
先日は5人組でしたが、デュオも聴いてみたい... なんて想いで。

Caught Up in the Rapture - A. Baker - で始まりました。
多分、初めて聴く歌で、しっとり落ち着いた R&Bです。

長年ライブで聴きたかった1曲は You Go to My Head.
語りかける静かなバラッド。とても丁寧な歌いっぷりで、想い伝わりますね~

ややアップなテンポで、スキャットが出てきたのはI Thought about You.

R&Bで、ちょっと賑やかな歌は Get into My Groove - Incognito -

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近頃のレパートリーとちょっと異なるプログラムを楽しんでおりましたが、
滅っ茶懐かしい1曲が出てきました。
Nica's Dream, 10年ぶりでしょうか。アップテンポで歯切れ良くって、
バックのピアノも思いっきりのノリでした。
また時々聴きたいものです。

One Moment In Time - W. Houston -
これまた記憶にない曲。
「どうかその一瞬を・・・」その目的の為の努力と試練、いわゆる応援歌です。
実にドラマチックな歌でした。

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後半はピアノソロで始まりました。
Beautiful Love, 譜面なかったですね~ 
短い演奏ながら趣きたっぷりで、よく弾かれているんでしょう

歌はスタンダード, The Night We Called It a Day.
杏理さんの歌では珍しいかな...
ナニ歌っても巧みな表現力です。

お馴染みは Old Devil Moon.
いつものように軽やかなスキヤット付きでした。

ちょっと久しぶりなのは A House Is Not A Home.
名曲ですね~ 杏理さんの歌で好きになった曲ですが、毎回聴き惚れてしまいます。

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軽快な Day by day を挟んで、
ラストは You Make Me Feel Brand New - Stylistics - を熱唱されました。
珍しく日本語の歌、出てこなかったですね~

と思っていたら、アンコールは BELIEVE - MISIA -
R&B と jazz で仕上がったプログラムなのでありました。

共演者によって vocal live は変わるものですが、植田さんとの組み合わせは
いつもと違う世界で、これまた聴き応えあって良かったです。

記念写真でおしまいです。

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2020/07/16 Baja Bluet

7月16日と言えば祇園祭り宵山の日ですが、今年は事情で様変わり。
今週に入って状況は悪化して、花見小路の人影も少なめで、
また何となく心配になってきました。

でも、Baja Bluet には素敵なミュージシャンと彼らの濃いファンが集いました。

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佐川さんは4月のライブ予定が中止になってしまい残念でしたが、トリオのバックで
再びお会いできるとは嬉しい話です。

トリオの演奏で始まりました。
歌ものなんですが、歌詞浮かぶ前に終わってしまいました。
後で教えて貰いました。鈴木さんの favorite song, Falling in Love with Love でした。

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歌の始まりは流行りの social distance に因んで Social Call - Gigi Gryce -
もちろん初めてでしたが、明るい いい歌です。

I'm Beginning To See The Light.
メロディ聴いたらお馴染みの曲ですが、ライブで聴くのは初めてかも... です。
ボサノバ・アレンジでスキャットも冴えてました。

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先週も聴かせてもらって よく覚えていたのは You Taught My Heart to Sing.
佐川さんの歌も落ち着き感じられて素敵です。

淋しいラブソングは I'll Be Seeing You.
歌いいし、バックのトリオの優しい音も最高です。

ベースとデュオで始まったのは What a Diff'rence a Day Made.
中嶋さんとは初共演と仰ってましたが、ぴったり息合うもんなんですね~

長い題名という話で、間違ってるかも... ですが、
This Could Be The Start Of Something Big.
「何か大きなことが起こる...」そんな歌で、たぶん初めてかな?
前半ラストの賑やかな歌でした。

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そして後半。演奏はトリオで再開。
普段、こんなタイミングでカメラ抱えて場所を移動するんですが...
座ったまま固まってしまいました。
流れてきたメロディは Slaughter on Tenth Avenue.
春にリクエストしたのだけれど、アレンジするには難曲みたいで...
なんて考えておりましたが、鈴木さんにできないモノはなし。
バースはミュージカル調に主旋律が流れます。
そして、ビートが効いてきたと思ったら All Blues 調のリズムに乗せて
重厚なジャズ・アレンジ。編曲はもちろん、演奏も立派な仕上がりでした。
実は、The Ventures のアレンジで有名な曲なんですが、元は Rodgers & Hart の
ミュージカルナンバー。ということでお願いした1曲でした。

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佐川さんが加わり、後半もいい歌が続きます。
Close Your Eyes, Give Me The Simple Life, 'Round Midnight.
なかでも Simple Life は極上で、十八番なんでしょう。
自粛中は粉ものでシンプルに過ごした... とのお話でした。

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珍しい1曲は Estate - Bruno Martino -
調べてみると作者はイタリア人。
ポルトガル語でしたが、ファドでもなく、ブラジルに根付いたサウダージなんですね。
タイトルの意味は「あの夏」。時過ぎて思い起こせば、あの夏 になるんですね。

ちょっと軽快に Just Squeeze Me を挟んで、
ラストは I Was a Little Too Lonely.
初めて聴く歌で、タイトルは淋しそうですが、アップテンポの賑やかなフィナーレでした。

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アンコール Just One of Those Things を添えて、楽しいライブはお開きになりました。

いい歌いい演奏堪能できたし、珍しい曲もいっぱい聴かせてもらって、
収穫大きかったと思える いいライブでした。
次回もまた楽しみです。

記念写真でおしまい。

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2020/07/07 Baja Bluet

七夕ですが、梅雨の最中。運よく傘なしでも歩ける中 出かけました。
杏理さんがカルテットをバックに歌うってことで、何が何でも... なんて話で
ありますが。

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杏理さん と 昨年秋以来の 西村琴乃さん。
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ここから初めましての piano 植田良太さん、
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bass 佐々木善暁さん、drums 松本 大さん。

みなさん若手プレイヤーと申し上げていいのでしょう。開演前からヤル気溢れてました。

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Quartet の演奏で始まりました。
Street Life です。ライブで聴くのは久しぶりと のんびり身体揺らせてましたが、
サックスのソロ辺りから熱帯びてきますね~ いい緊張感ありました。

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杏理さん登場で、歌は Old Devil Moon.
こちらも始めからパワー全開です。Scat vocal でみんなのソロを誘い出すあたり、
さすがなものです。バックが4人だけのことありますね~

Somebody Else's Guy.
これは記憶にない歌ですが、杏理さんらしい熱唱でした。

Save Your Love For Me.
Sax が寄り添うバラッド。役者そろってましたね~
Rhythm section もいい雰囲気を醸し出していました。

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Bass, drums がお休みして Best Part.
緩~い風? 凪? そんな隙間に歌とメロディが流れていきました。

時々 jazz って感じですが 選ばれたのは How High the Moon.
いつもながら いいノリです。

前半のラストは、リズム - UA -
主要なレパートリーになってきましたね~

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後半の quartet 演奏は Country - K. Jarrett -
語りかけるような sax と受け答えする優しい rhythm section.
うっとり聴き惚れました。

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M. Tyner が好みであるのに、これはまだコレクションに入ってない
You Taught My Heart To Sing.
また歌ってくれました。いい歌ですね~

凝ったアレンジで始まったのは Feel Like Makin' Love.
うん、これもいい。セッションの人気曲らしく、いろいろあるんですね。

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Summer Breeze - paris match -
これは久しぶり。
アップテンポの洒落た歌で、杏理さんの another voice として素敵です。

続いて日本語で、眠れぬ夜は君のせい。
バックが多彩だから、ほんと聴き応えあります。

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長~いバースで Romeo and Juliet が出てくると Just One of Those Things.
聴く度に対訳見直したくなるユニークな歌です。
もちろんお馴染みだけに、歌もバックの皆さんも見せ場いっぱいでした。

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ラストは、アップテンポで賑やかに 情熱 - UA - でした。

アンコールは Lovin' You.
ピアノとのデュオならいつでも出てきそうな歌ですが、5人はちょっと珍しい。
シンプルなメロディなのに、歌とすべての楽器の音が調和して、美しい響きでした。

おしまいは記念写真。撮る人も大勢でした。

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Rhythm section の3人は、トリオだけの音も聴いてみたいな~と思うだけの
いいプレイだったし、sax 琴乃さんはお会いするたびに飛躍してます。
そんなメンバーとの素敵な共演に立ち会えて、ほんと良かったです。

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2020/06/25 Candy

今週は梅雨前線が遠ざかってましたが、昨日は戻ってきてどんより曇り空。
蒸し暑くって、店に入って冷房が有り難い、そんな季節の始まりです。

ライブは本来3名出演の予定でしたが、1名お休み。

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名倉 学さん, 清水玲奈さんの duo live になりました。

Duo 演奏は毎回2曲ぐらいで、たまにはこういうのもいいかと、最後までじっくり
聴かせて頂きました。

But Not for Me で始まりました。珍しくスタンダードでしたが、
後は出てこなかったですね~

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タイトルは聞きそびれたりして怪しげですが、
Through The Fire, これは確か歌ものですね。サックスが歌うように奏で、
ピアノ伴奏もちょっと優しいトーンだったか...

AI NO KAWA 愛の川, たぶんオリジナルなんでしょう。
ちょっと和風の旋律を感じるいい曲でした。

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後半は Honesty - B. Joel - から。
サックスは人の声と同じくらい表現力があるもんだ~と改めて感じますね。
ピアノもドラマチックで聴きごたえたっぷり。

清水さんのオリジナルは Alwys でしたか...
軽快なメロディでした。多分以前にも聴いてるんでしょう。

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フルートで1曲。これも良かったです。

お馴染みの1曲は Country - K. Jarrett - これも圧巻でした。
お二人の共演暦は長そうで、急遽のデュオでも戸惑うことなし...
そんな安心感が漂っていました。

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ラストは名倉さんオリジナル, Midnight Sun River.
曲の意味も背景も知らないんですが、曲の迫力だけはよく覚えています。
よくオープニングでやっておられた記憶なんですが、ラストに相応しかったです。

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アンコールありました。
Walker's Theme - G. Albright -
この作者、私世代ですね~ それはともかく、明るい曲でめでたくお開きになりました。

次回は3名で また賑やかに やってくださることでしょう。


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2020/06/22 はでな

自粛明けライブは、まぁ何処でもやってるんだろう... とか思ってましたが、
musicianのスケジュール見てみると、今でも「中止になりました」の文言多いですね。
そんな中、私は2回目のライブ、 はでな に行ってきました。
ご登場の2名も各々2回目とかで、本格復帰にはまだ時間かかりそうですね。

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池田杏理さん と 笹井真紀子さん。

以前に他の店でこのコンビありましたが、行きそびれてそれから何年経ったこと
でしょう。

ステージ近くのテーブルに着くと、他二名の客人は前回のライブでも
お会いしたお顔。後から入られた客人も知った間柄で、なんともアットホームな
空間になりました。

オープニングはピアノソロで Like Someone in Love.
はじめから優しいメロディに包まれました。

歌は Teach Me Tonight から。
ちょっと珍しい感じながら、可愛い歌もいいものです。

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お二人とも選ぶ曲、そして私好みでもある I Didn't Know What Time It Was.
やっぱり出てきましたね~
歌もピアノも聴きどころいっぱいで、もちろんよかったです。

長かった休みの過ごし方が話題になるんですが、
vocalist は ボイストレーニングで凌ぐんだとか...
楽器やる方々もいろんな取り組みされていたことでしょう。

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The Nearness of You.
歌は何故か純粋なラブソングが多いような...
ボイトレの効果なんて話じゃありませんが、高音が気持ちよく響き渡ってました。

杏理さんの歌で知った UA のナンバーですが、
たぶん初めて聴かせてもらうのは「リズム」。
これは高音じゃないけれど、いい歌でした。

何度か聴かせてもらって覚えた歌は 童神 - 古謝美佐子 -
琉球のいいメロディです。

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後半のピアノソロは All the Things You Are.
これが意外にオーソドックスな演奏で、原曲の良さを思い出します。

歌は What's New.
杏理さんがラブソングをストレートに歌う... あまりそういう機会なかったから
しみじみ聴きました。改めて、情感たっぷりの歌声です。
続いて、It's Only a Paper Moon.
これはちょっと珍しいかな...

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めぐる季節, ジブリソングですが、これも杏理さんの歌で覚えた歌のひとつ。

終盤は、この頃よく歌われるスタンダードで、
Straighten Up and Fly Right と Moon River.

アンコールはちょっと久しぶりの 眠れぬ夜は君のせい で締めくくりでした。

愛溢れる歌をいっぱい聴かせて頂きました。
笹井さんがバックでプレイするのを聴くのは久しぶりでしたが、
これもいい組み合わせでしたね。

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お店のスケジュール見ると、杏理さんの登場がこれから多めで
なにかと楽しみであります。

おみやげにシール貰いました。さて、どこに貼ったらいいものか...

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