2019/06/16 Chez Quasimodo

19時過ぎの京都の街中、この季節だから まだ明るさ残ってますが、一年ぶりに
夜のライブに行ってきました。
Chez Quasimodo は記録を紐解くと3回目。奥深く、天井は丸っぽくって、
この形がいい効果を生むのでしょう。生楽器はマイクなしで結構なボリウム。
リハから聴いて場に馴染む時間がありました。久しぶりの店はこれくらいの余裕が必要。

定刻の19:30に始まりました。
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ピアノ・トリオで塩入さんがゲスト。
普段からお会いすること多い3名ですが、このトリオはちょっと珍しい... と思って
ましたが、笹井さん、塩入さんは学生時代の仲間だったらしい。
そして何でもサポートできるヴェテラン中嶋さん。頼もしいトリオです。

唄もの No Moon at all で始まりました。はじめから息合ってます。
オーソドックスな音作りに、スタンダード特集かと思いきや、
2曲目は Mirror, Mirror (C. Corea). チック様の、恐らくご年配の作品。
Boplicity, 選曲は多分すべて笹井さん...? 以前、別のquartetで聴いたような...
トリオもいいものですね。

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開演前に譜面を横目に見てましたが、個人的に期待の一曲が流れました。
Spring Can Really Hang You up the Most.
Instrumental では初めてかも知れない。三者三様の丁寧な音の繋がり、
そして盛り上げ方、感動ものでありました。

タイトル聞いて、音浮かばない U.M.M.G. (Upper Manhattan Medical Group).
演奏はなかなか明快でした。

ここまで聴いて、今夜のトリオの演奏は Hard bop特集の様相で、メンバー替わると
やっぱり変化ありますね~

後半は Conception から。Boplicity と同様に M. Davis の若年時代の名演が起源と
想像できますが、これこそトリオ版のHard bopを聴かせてもらった気分です。
趣き変わったのは How My Heart Sings (B. Evans). 優雅なワルツでした。

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私の席から、手指と鍵盤が美しく、つい見とれてました。
アップの写真 いつか撮ってみたいものです。

後半の佳境は些か意外に O Grande Amor.
これ、直前の打ち合わせほんの一言二言で、三人の演奏はピッタリ決まりました。
完成度高かったですね~

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続いて Body and Soul. この辺り、場の雰囲気で選曲という感じで、会場全体 '興が乗る'
そんなひとときでした。

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ラストは I'll Be Seeing You. はじめからスイングして、この曲にしては珍しい
賑やかさでめでたくお開きになりました。

おしまいは記念写真。なぜかバーの内側から。
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ドラムスセットで通路が狭く、通り道が内側になってました。

因みに、笹井さんと中嶋さんが、ゲストを一人招いて毎月やってらっしゃるようで、
またチェックして楽しみに致します。


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