2019/02/02 アートスペースHase

アートスペースHase は5年ぶり。
ここでフォーレが聴けるということで、行ってきました。
とは言え、フォーレはピアノの小品をいくつか知っているだけで、
殆ど未知というのが正直なところ。
また新たなもの捜すつもりで...と、いつものパターンです。

演奏は何度目になるのかな? アンサンブル サウンドドレスのみなさん。

シシリエンヌ で始まりました。

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あっ! これもフォーレだったと思い出す私。
チェロとピアノ というのが原型なんだそうです。
フォーレの時代に遡る いざないですね~

2曲目は アンダンテ.

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初めて聴く曲です。
ゆったりしたメロディは風景を連想させてくれます。
これは私の知っているフォーレの世界で、絵画の中に入っていく気分です。

この後も初モノ続きますが、次は同じお二人で ヴァイオリン協奏曲 第一楽章.

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これは フォーレの若い頃の作品らしく、人間味溢れているんです。
演じるお二人の音の表現に フォーレの気性が乗り移ったみたいな、
素晴らしい演奏でした。
因みに、この曲は滅多に演奏されることがないそうで、You Tube では見当たりません。
希少なもの聴かせていただきました。

休憩をはさんで最後の一曲は 弦楽四重奏.

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フォーレ没後の発表作品で、結構謎めいた三つの楽章。
4人並んで、動きは向かって右から左へ というのが多かったか?

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音は、基本和音に2度, 6度の音が加わるといった不協和音が殆ど。
もし チューニングが甘かったら、それこそ訳のわからぬ音になったことでしょう。

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一人の作品とは言え、実に様々なんだと実感するとともに、
また新たな感性との出会いの機会になりました。

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次回の催しは未定とのこと。ホームページをまたチェックしておきます。

https://sounddress.wixsite.com/sounddress


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