2010/10/29 Candy

台風と前線の動きが気になるいちにちでしたが、結局雨は降らずライブ日和になりました。
ご登場の三人は夏以来で、お久しぶりという感じ。

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池田杏理さん, vocal; 今出哲也さん, piano; 光岡尚紀さん, bass.

Vocal なしのオープニング "Autumn Leaves" で始まりました。
さて、調子が良かったのでしょうか? いや、調子でやるような方ではない。
なんか、延々とお二人のアドリブのやりとりを聴いていたいなんて感じになりました。

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歌は "Just in Time" で始まりました。
抑えめの曲が彼女の歌の始まりにはちょうどいい。
後は、いつものように熱のこもった歌が次々出てきたこと、言うまでもありません。

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曲名覚えているものは、
Time after Time
If You Chould See Me Now
A House is not a Home
I've Never Been to Me (愛はかげろうのように)
That's All
All Blues ? (instrumental)
Afro Blue
Over the Rainbow

お馴染みのスタンダードがどれも普通じゃなく、
これぞという聴きどころが用意されている。
馴染みのうすい曲は、それこそ目が離せないという感じ。
"Afro Blue" は、まこと圧巻でした。

おしまいは記念写真 (2枚ともよかったので) 。

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2010/10/26 Candy

天気予報と少し違って、北西の風が強く、気温がいっきに下がったいちにち。
Candyには、秋の装いに身を包んだ五人衆がおられました。

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オープニングはどちら製だったか、秋めいた一曲でした。

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メンバーは、
池田清美さん, flute: 今井祐岐さん, piano;
田井泰弘さん, guitar; 黒石 昇さん, bass; 森本耕司さん, drums.

演奏曲は、実はあまり思い出せないが...
二日前にも聴いたナンバー、
"What a Difference a Day Made", "Speak Low" .
全く別の譜面を用意されているのであろうか? 
それとも drums の有り無しで変わるものであろうか?

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静かな曲は、
"Nature Boy", "No Moon at all". とあともうひとつ何だったか.
個人的によく知らないのは、Wayne Shorter の2曲と Jeremy Steig のちょっと難しそうな曲。
ライブでは、こういうのがまた面白い。

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リクエストしていた "Samba da Volta" が出てきたのは終盤の佳境の時。
このクループにはハマリの一曲だったと、ひとりご満悦。
ラストは "Bouncing With Bud".
ピアノがメインの曲ってのも久しぶりだな~と堪能したのでした。

最後は記念写真。

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ひとつ、余談。
新たに画像処理ソフトを導入して、最初の一枚などで試しています。
だいたいフロント中央は明るく、お顔が色飛びで失敗というのがよくあります。
で、少しは改善できました。ところで6年前に買ったわがマシンでは明らかに
能力不足で、いやはや困ったもんです。



  

2010/10/24 Murra

約2週間の休みを経て、またいそしむ日々の始まり。
昼過ぎから雨で、心おきなく行ってまいりました。

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Vocalist アンナさんの記念すべき初ライブ!
以前にゲストでの出演を見聴きして、期待していた長い日々。
オープニングはナント、ピアノ弾き語りの独演。
その出だしから伸び伸びしたお声で、一曲聴き終えた時点で早くも
「来てよかった~」なんて感じでした。

2曲目の "Beyond the Sea" から三人のバック。
今井祐岐さん, piano; 田井泰弘さん, guitar; 黒石 昇さん, bass.

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明るく伸びやかなお声にうっとりでした。

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実は観客の多くが英語圏の人で、MCはEnglishで通訳なし。
おかげで多くは聞き逃してしまいましたが、
Next number is ..... my favorite song.
こんな紹介で出てきた曲の数々は、
My Favorite Things.
They Can't Take That Away from Me.
Take the A Train.
Cheek to Cheek.
What a Difference a Day Made.
'Deed I Do.
Speak Low.
You've Got a Friend.
Route 66.
他には、Michael Jackson のヒット曲や、"Le" で始まる仏語の曲。
後ろで踊ってくださいの Cheek to Cheek 等、明るい曲が多かった一方、
誠に味わい深かったのは What a Difference a Day Made.
三人の巧みなバックもさることながら、常にお声が前に飛び出している。

今後、ますます楽しみな存在になりました。
おしまいは記念写真。

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2010/10/08 Candy

9月末からハイペースで出掛けておりましたが、今夜で一段落。
有り難いことに、小休止にふさわしい熱のこもった演奏と、
おとぼけ感(?)溢れるリーダーさんの話しっぷりに
得も言われぬ満足感を抱いたひとときでした。

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ピアニストが率いる quintet. グループ名は新たに "鉄人's" で決まったそうです。
実はこの話、8月はじめにレギュラーのベーシストから伺っておりまして、
今回がいわゆる旗揚げ公演。
ところが、そのベーシストは事故によるお怪我でお休み。
なんてことで、ベースはピンチヒッターで旗揚げとあいなりました。

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結局、こういうメンバー。
安原将生さん, piano; 大森好浩さん, bass;
遠藤真理子さん, alto sax; 井上弘道さん, tenor sax; 塩入基弘さん, drums.

「どなたが28号?」ってとりあえず聞いてみましたが、
「...??」 でかわされてしまいました。  

選曲はアルト嬢。
のっけから、Wayne Shorter の作品を2曲。一方が "Wild Flower" だったか、
この辺り、記憶は怪しい。
音は、テナーが湿気を吹き飛ばすようなカラッとした感じで、
アルトは時折濁り音を含めた、言いたいこといっぱいありそうな音。
対話の世界でしたね~。

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遊び心が旺盛なのは、ピアノとテナー。
突然出てくる挿入曲が今夜もいくつかありました。

お馴染みの曲は、"Four", "Four Brothers", "Left Alone", "Misty".
どちらかと言えば、アップテンポが個人的には好みですが、
何ともいいタイミングに出てくるスローにも味がありまして。
例えば、Misty はスローながらもスイング感があり、
ちょっとよそでは聴けないいい感じでした。

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曲名を思い出せない他の2,3曲がひたすら熱くて、
客が煽ればテンションなお上がるというような
いい雰囲気に満ちていました。

アンコールナンバー、これもアルト嬢の一声で決まった "My Little Suede Shoes".
実に楽しい音のやりとりはウチに辿り着くまで耳に残りました。

2本のサックス、とうとう虜になってしまったみたいです。

2010/10/07 Le Club Jazz

この一週間で3回目の le club jazz.
ホールが広いから、見るのも聴くのも余裕があり、
ここにお馴染みさんが登場したら... なんて期待感をいつも持っている。

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その期待のグループが登場されました。
まずは、演奏中はお顔が撮りにくいので、MC中に遠慮なく。

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Flute quartet. メンバーは、
池田清美さん, flute: 高井ひろみさん, piano; 衛藤修治さん, bass; 光田 臣さん, drums.
開演が早めの19時半過ぎで、他店に比べて前倒しなんかな~ なんて心配は無用。
しっかり長めの1st.ステージに始まり、3rd.ステージまで。しかもオマケ付き。

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いい音の数々を思い出したいが、これ書いている時点でそんなに覚えているわけではない。
音の記憶容量をもっと増やしたいものです。
記しておかねば忘れてしまいそうな題名を2曲だけメモしました。
"Como Fue" , "Oblivion". (スペルは怪しい)
実は、見ていて面白い仕草がいくつかありまして、例えば、
スティックの先でシンバルを擦る。
弦押さえて音出ないようにして鍵盤を叩く、等々。
聴く者に少しずつ刺激を与えて、ゆっくり時間をかけて、やがてサビにもっていく。
ノリではなく構成力なんだ~ と、いつもながら感心!

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ゲスト登場。"Take the A Train" の長~いイントロの間に準備して立たれました。
高坂朝子さん, flute.
秘話みたいなハナシなのですが、実はフルート奏者を撮るのが一番難しいです。
マイクの位置が微妙で、目線は概ね下向き。
師弟のお二人が並ばれる機会ままありますが、
またいつもの記録写真になってしまいました。

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シドニーから来られた団体さんでホールは満席。気まぐれでスナップ写真を一枚。
これくらいのことは珍しくありませんが、上に書いたオマケに導かれていました。
アンコールナンバーの "Shenandoah" で、客席では歌声が流れていました。
大歓声のエンディングの後、飛び入りピアノさんによる after hours が始まりました。

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ダンスホールになったのは "Brasil" だったか?
邦人男性はこういう基本的な社交芸がなく、取り残されていました。

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記念写真はドラマーさんが帰った後のことで、三人だけ。
ところで客席には、よくお顔を見かける方が大勢いらしてました。
次回がきっとまたあることでしょう。

2010/10/01 Soen

初めてのお店 "Soen" に行ってきました。
ちょっと前から気になっていて、駅から遠いからどうしよう... と思っていたら、
今回のプレイヤーのひとりから「駅から歩いて13分」と教えてもらって
とうとうその気になったという話。

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グループ名は "Bossa Rio".
ボサノバを聴かせてくれる6人衆である。

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サンバ, ボサノバと言っても、いろんなテンポやリズムがあるが、リーダーのdrumerが
小気味よく料理していく感じ。 味付けは主にflute, guitar と全曲ではないがvocal.
こんな感じである。Bassは、この日は堅実に裏方されてましたね。

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選曲はオーソドックスなもの約1/2. ブラジル系のファンならわかるもの1/4.
残りの1/4は、よそでは聴けない(?) 逸品。
正直なところ、その逸品は素晴らしいデキでした。
一曲揚げるなら、"O Pato" ですかね。以前の記憶より「鳥らしさ」が顕著で
楽しめました。
心臓の鼓動(曲名忘れ)も誠に秀逸。

写真を撮り始めたのは2nd.の頭からで、最後の一曲だけ動いてしまいました。
初めての店での撮影はやっぱり難しいです。ピン甘、露出過多・過小まで揚げてしまいました。
大目に見てください。

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看板はお店のブログから。この手書き、お気に入りです。
そして、お店の小物。 ミニチュアって目を惹きますね。




2010/09/30 Le Club Jazz

約一日降っていた雨も夕方には止み、心躍る気分でル・クラブへ向かいました。
藤井美智さんの2ndアルバム "What A Wonderful World" 発売記念ライブでした。
普段から華やいでいる美智さんですが、
いつも以上と感じたのは私だけではなかったことでしょう。

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メンバーは左から、
今出哲也さん,piano; 藤井美智さん,trumpet.flugelhorn;
水野正敏さん,el-bass; 高橋延吉さん,drums.
CD録音メンバーからpiano, drumsのお二人が交替。

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メンバー互いの姿が一部しか見えないはずなのに、どうして上手くタイミングを
合わせているのだろう? これ常々疑問なんですが...

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レコーディングスタジオでは各人が囲いに入って、もっと見えない世界で
息を合わせる...
つまり、音色が表情であり合図でもある、云々。
なんて貴重なお話を聞かせていただきました。

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これ、MCのいち場面を遠慮なく撮りました。
貴重な話の他は、爆笑トークいろいろで、本来のMCが斜め後ろ向いてる証拠写真。

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発売記念ライブであるから、演奏曲は順こそ違えCDに収録されたもの。
実は、CDを初めて聴いた時から気になった(気に入った)曲は"Night Birds".
気になったのは私だけではなく、私の世代以上は往年のザ・ピーナッツを
思い浮かべたなんていう逸話が紹介されました。いや、ひと安心。

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おしまいには、CD未収録の2曲。
I'll Remember April と、アンコールで I'll Remember Clifford.
全編を通じて、軽快なリズムとのびやかな音に堪能したひとときでした。

最後は頼んだり、頼まれたりのフォトセッション。
私も入りたくてカメラをテーブルに置いたのだが、誰も撮ってくれませんでした。

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おまけは、わがオーディオラックの飾り物。

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